しごはちきょうだいのおはなし

とある蒸気機関車たちの、未来につながる出会いと再会のお話。実在する機関車の記録を元にした絵本風のイラスト集です。


あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
このお話は後に秩父鉄道のパレオエクスプレスとなるC58形363号機が、同じく後に動態保存機となるC58形239号機と、
実は昭和の頃に一緒の路線で走っていたという記録を元にした創作話です。
岩手県の山田線は現在一部が三陸鉄道となっていますが、今も残る山側はきつい山岳路線で、蒸気機関車を複数連結して運行されていました。
なので、C58363とC58239が文字通り一緒に走っていた可能性が非常に高いのです。
戦時中の話なので写真という証拠こそありませんが、確かにふたりがそこにいたと私は考えています。

このお話を読んで蒸気機関車や鉄道の歴史に興味が出た方は、ぜひ各地のSL観光列車や公園に保存されてるSLを見に行ってほしいです。
彼らには、1輌1輌に歴史とドラマがあるのです。


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